2024年02月23日

令和6年 第7週(2月12日~2月18日)

☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点89,小児科定点51です。
・第7週の定点把握対象疾患の総報告数は3,584人で,前週より449人少ない報告数でした。
流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:鹿児島市(34.27), 姶良(30.27),鹿屋(25.13),名瀬(15.00)
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(7.67),指宿(4.00), 川薩(10.25),出水(7.00), 姶良(2.57),鹿屋(3.20)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始8.0,終息4.0)】:鹿児島市(8.33),出水(6.67),鹿屋(10.40)
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(31.00)
【水 痘(開始2.0,終息1.0)】:大口(11.00)
流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:加世田(10.67),伊集院(21.60),出水(12.80),志布志(10.20)

※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
 第7週のインフルエンザの報告数は1,783 人で,前週より240人少なく,定点当たりの報告数は20.03 であった。
 年齢別では,10~14 歳(660 人),9 歳(185 人),8 歳(170 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(34.27),姶良保健所(30.27),鹿屋保健所(25.13)の順に多い。

(2)感染性胃腸炎
 第7週の感染性胃腸炎の報告数は494 人で,前週より1 人少なく,定点当たりの報告数は9.69 であった。
 年齢別では,1歳(62人),4 歳(56 人),10~14歳(51人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(31.00),鹿児島市保健所(12.75),加世田保健所(9.33)の順に多い。

(3)COVID-19
 第 7 週の COVID-19 の報告数は 790 人で,前週より 177 人少なく,定点当たりの報告数は8.88 であった。
 年齢別では,10~14 歳(93人),40~49 歳(73 人),30~39 歳(67人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(14.86),鹿屋保健所(13.63),指宿保健所(12.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2024年2月22日更新)