2023年09月08日
令和5年 第35週(8月28日~9月3日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点90,小児科定点52です。
(インフルエンザ/COVID-19 定点,小児科定点ともに1 減)
・第35週の定点把握対象疾患の総報告数は2,035 人で,前週より151人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:西之表(7.00)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:出水(5.33)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
第35 週のCOVID-19 の報告数は1,322 人で,前週より95 人多く,定点当たりの報告数は14.69 であった。
年齢別では,10~14歳(143 人),40~49歳(139 人),30~39 歳(126 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(26.50),鹿児島市保健所(22.22),伊集院保健所(16.60)の順に多い。
(2)感染性胃腸炎
第35 週の感染性胃腸炎の報告数は172人で,前週より8人少なく,定点当たりの報告数は3.31 であった。
年齢別では,1歳(30 人),2 歳(23 人),3 歳,4歳,7歳,10~14 歳(それぞれ15 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(10.80),指宿保健所(5.00),加世田保健所(4.33)の順に多い。
(3)インフルエンザ
第 35 週のインフルエンザの報告数は 262 人で,前週より 44 人多く,定点当たりの報告数は2.91 であった。
年齢別では,10~14 歳(43 人),6 歳(27 人),4 歳(25 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,志布志保健所(6.80),鹿屋保健所(5.75),鹿児島市保健所(4.26)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年9月8日更新)