2024年01月19日

令和6年 第2週(1月8日~1月14日)

☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点89,小児科定点51です。
・第2週の定点把握対象疾患の総報告数は3,069人で,前週より619人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:鹿児島市(20.36),指宿(25.67),伊集院(19.60),川薩(15.71),出水(15.20), 姶良(10.73),鹿屋(18.13),西之表(18.50),名瀬(31.00)
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(5.42),伊集院(4.00), 川薩(3.25),出水(7.00), 姶良(3.43),鹿屋(5.60)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始8.0,終息4.0)】:出水(8.67)
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(21.80)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:加世田(12.33),志布志(13.20),徳之島(21.40)
【水 痘(基準値1.0)】:大口(1.00),西之表(1.00)

☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
 第2週のインフルエンザの報告数は1,523人で,前週より198人多く,定点当たりの報告数は17.11 であった。
 年齢別では,10~14 歳(216 人),15~19 歳(156 人),20~29 歳(146 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,名瀬保健所(31.00),指宿保健所(25.67),徳之島保健所(21.40)の順に多い。
(2)感染性胃腸炎
 第 2 週の感染性胃腸炎の報告数は 480 人で,前週より 225 人多く,定点当たりの報告数は9.41 であった。
 年齢別では,1歳(94 人),2 歳(64 人),10~14 歳(57人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(21.80),鹿児島市保健所(14.92),姶良保健所(11.14)の順に多い。
(3)COVID-19
 第2週のCOVID-19 の報告数は632人で,前週より128 人多く,定点当たりの報告数は7.10 であった。
 年齢別では,40~49 歳(70人),10~14 歳(67 人),20~29 歳(63人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(11.13),伊集院保健所(10.60),川薩保健所(9.86)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2024年1月19日更新)