2024年03月15日
令和6年 第10週(3月4日~3月10日)
☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点89,小児科定点51です。
・第10週の定点把握対象疾患の総報告数は2,593 人で,前週より121人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:鹿児島市(16.73), 姶良(14.82),鹿屋(12.00),名瀬(17.00)
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(6.08),指宿(3.50),川薩(6.50),出水(4.67), 姶良(7.00),鹿屋(2.40)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始8.0,終息4.0)】:鹿児島市(7.58),伊集院(9.00),出水(4.00),大口(12.00),鹿屋(5.80)
【感染性胃腸炎(開始 20.0,終息 12.0)】:鹿屋(19.40)
【水 痘(開始 2.0,終息 1.0)】:大口(4.00)
【流行性角結膜炎(開始8.0,終息4.0)】:川薩(7.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:指宿(12.33),伊集院(18.00), 川薩(15.86),出水(14.00),徳之島(11.80)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
第10 週のインフルエンザの報告数は1,133 人で,前週より86人多く,定点当たりの報告数は12.73 であった。
年齢別では,10~14 歳(400 人),7 歳(110 人),9歳(96 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所(18.00),名瀬保健所(17.00),鹿児島市保健所(16.73)の順に多い。
(2)感染性胃腸炎
第10 週の感染性胃腸炎の報告数は393 人で,前週より23 人多く,定点当たりの報告数は7.71 であった。
年齢別では,4歳(55 人),10~14 歳(45 人),1歳(43 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(19.40),鹿児島市保健所(12.50),川薩保健所(8.50)の順に多い。
(3)COVID-19
第10 週のCOVID-19 の報告数は554人で,前週より67人多く,定点当たりの報告数は6.22 であった。
年齢別では,10~14 歳(79 人),30~39 歳(49 人),40~49 歳(43 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,指宿保健所(12.00),伊集院保健所(11.80),川薩保健所(11.43)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2024年3月15日更新)