令和5年46週
～インフルエンザ 、
咽頭結膜熱、感染性胃腸炎～

令和5年 第46週(11月13日～11月19日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点88，小児科定点51です。
・第46週の定点把握対象疾患の総報告数は3,102 人で，前週より741人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(34.68), 川薩(49.71),出水(35.80), 姶良(30.91),鹿屋(44.25),
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(6.75), 川薩(3.75),出水(4.67), 姶良(4.00),鹿屋(7.60),
【Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（開始8.0，終息4.0)】：伊集院(8.67)
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：川薩(3.75)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：伊集院(13.80),志布志(18.00),西之表(24.50),徳之島(10.80)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第 46 週のインフルエンザの報告数は 2,352 人で，前週より726 人多く，定点当たりの報告数は26.73 であった。
　年齢別では，10～14 歳(709 人)，8 歳(199 人)，9 歳(195 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（49.71)，鹿屋保健所（44.25)，出水保健所（35.80)の順に多い。

（2）咽頭結膜熱
　第46 週の咽頭結膜熱の報告数は191 人で，前週より34 人多く，定点当たりの報告数は3.75 であった。
　年齢別では，1 歳(34人)，3 歳(31 人)，2 歳(28人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（7.60)，鹿児島市保健所（6.75)，出水保健所（4.67)の順に多い。

（3）感染性胃腸炎
　第46 週の感染性胃腸炎の報告数は167人で，前週より3人多く，定点当たりの報告数は3.27 であった。
　年齢別では，1 歳，4 歳(それぞれ 22 人)，2 歳(20 人)，3 歳，6歳(それぞれ18 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（8.08)，鹿屋保健所（7.40)，指宿保健所（3.50)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年11月24日更新)