2024年03月01日
令和6年 第8週(2月19日~2月25日)
☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点89,小児科定点51です。
・第8週の定点把握対象疾患の総報告数は2,768人で,前週より816人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:鹿児島市(23.41), 姶良(18.64),鹿屋(13.63),名瀬(16.25)
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(8.17), 川薩(10.25), 出水(2.33),姶良(3.71),鹿屋(4.40)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始8.0,終息4.0)】:鹿児島市(6.83),出水(8.33),大口(9.00),鹿屋(7.00)
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(20.40)
【水 痘(開始2.0,終息1.0)】:大口(3.00)
【流行性角結膜炎(開始8.0,終息4.0)】:川薩(8.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:伊集院(12.40),出水(10.20),西之表(10.50),徳之島(17.40)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
第8週のインフルエンザの報告数は1,259 人で,前週より524人少なく,定点当たりの報告数は14.15 であった。
年齢別では,10~14 歳(394 人),9 歳(127 人),7 歳(121 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(23.41),姶良保健所(18.64),徳之島保健所(17.40)の順に多い。
(2)感染性胃腸炎
第8週の感染性胃腸炎の報告数は383 人で,前週より111 人少なく,定点当たりの報告数は7.51 であった。
年齢別では,1歳(57 人),10~14 歳(46 人),6歳(42 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(20.40),鹿児島市保健所(12.67),姶良保健所(6.14)の順に多い。
(3)COVID-19
第 8 週のCOVID-19 の報告数は605 人で,前週より185 人少なく,定点当たりの報告数は6.80 であった。
年齢別では,30~39歳(77 人),10~14 歳(57人),40~49 歳(51人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(10.43),指宿保健所(9.33),鹿屋保健所(8.13)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2024年3月1日更新)