2023年10月06日
令和5年 第39週(9月25日~10月1日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点90,小児科定点52です。
・第39週の定点把握対象疾患の総報告数は2,073 人で,前週より116人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿屋(3.80)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:鹿児島市(10.17),大口(11.50),鹿屋(20.63),西之表(10.50)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
第 39 週の COVID-19 の報告数は 921 人で,前週より 211 人少なく,定点当たりの報告数は10.23 であった。
年齢別では,10~14 歳(198人),60~69 歳(86 人),40~49 歳(76人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(18.50),鹿屋保健所(16.88),伊集院保健所(13.20)の順に多い。
(2)インフルエンザ
第 39 週のインフルエンザの報告数は 718 人で,前週より 240 人多く,定点当たりの報告数は7.98 であった。
年齢別では,10~14 歳(202 人),9 歳(55 人),15~19 歳(47 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(20.63),大口保健所(11.50),西之表保健所(10.50)の順に多い。
(3)感染性胃腸炎
第 39 週の感染性胃腸炎の報告数は 181 人で,前週より 29 人多く,定点当たりの報告数は3.48 であった。
年齢別では,1歳,2 歳(それぞれ22 人),10~14 歳(20 人),3歳(18 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(15.20),鹿児島市保健所(5.31),姶良保健所(2.14)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年10月6日更新)