2023年12月08日
令和5年 第48週(11月27日~12月3日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点89,小児科定点51です。
・第48 週の定点把握対象疾患の総報告数は3,978 人で,前週より101人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:鹿児島市(45.36), 川薩(60.14),出水(34.80), 姶良(49.45),鹿屋(42.00)
【咽頭結膜熱(開始3.0,終息1.0)】:鹿児島市(7.58), 川薩(1.50),出水(6.33), 姶良(2.29),鹿屋(8.20)
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(開始8.0,終息4.0)】:伊集院(4.33)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:鹿児島市(5.33)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:指宿(11.00),加世田(17.17),伊集院(25.20),志布志(26.20),西之表(22.00),屋久島(13.25),名(14.75)
【水 痘(基準値1.0)】:出水(1.00)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
第 48 週のインフルエンザの報告数は 3,065 人で,前週より 18人多く,定点当たりの報告数は34.44 であった。
年齢別では,10~14歳(735 人),7歳,8歳(それぞれ231 人),6 歳(220 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(60.14),姶良保健所(49.45),鹿児島市保健所(45.36)の順に多い。
(2)感染性胃腸炎
第 48 週の感染性胃腸炎の報告数は 203 人で,前週より 16 人多く,定点当たりの報告数は3.98 であった。
年齢別では,2 歳(30 人),4 歳(24 人),1 歳(22 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(10.80),鹿児島市保健所(7.00),指宿保健所(5.50)の順に多い。
(3)咽頭結膜熱
第48 週の咽頭結膜熱の報告数は193 人で,前週より31 人多く,定点当たりの報告数は3.78 であった。
年齢別では,3歳(34 人),1 歳(31 人),2歳(30 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(8.20),鹿児島市保健所(7.58),出水保健所(6.33)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年12月8日更新)