2023年09月29日
令和5年 第38週(9月18日~9月24日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点90,小児科定点52です。
・第38週の定点把握対象疾患の総報告数は1,957 人で,前週より305人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:西之表(3.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:大口(20.00)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点把握対象疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
第38 週のCOVID-19 の報告数は1,132 人で,前週より223 人少なく,定点当たりの報告数は12.58 であった。
年齢別では,10~14 歳(256 人),40~49 歳(111 人),15~19歳(92 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(25.50),鹿児島市保健所(17.91),鹿屋保健所(15.63)の順に多い。
(2)インフルエンザ
第38 週のインフルエンザの報告数は478 人で,前週より11人少なく,定点当たりの報告数は5.31 であった。
年齢別では,10~14 歳(124 人),15~19 歳(42 人),8 歳,40~49 歳(それぞれ39人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,大口保健所(20.00),加世田保健所(8.33),鹿屋保健所(8.00)の順に多い。
(3)感染性胃腸炎
第38 週の感染性胃腸炎の報告数は152人で,前週より16 人少なく,定点当たりの報告数は2.92 であった。
年齢別では,1歳(22 人),10~14 歳(19 人),5歳(18 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(7.40),鹿児島市保健所(5.08),指宿保健所(4.50)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年9月29日更新)